英語学童保育のキッズデュオ。英語教育をさせたい家庭にはぴったりの学童保育ですよね。
しかも子どもが通う小学校からキッズデュオまでの送迎もしてくれるので、働く親にとって本当にありがたい!
ですが、せっかくキッズデュオに入会しても、辞めてしまう方も結構いらっしゃるんですよね。
まず、費用面を理由に退会される方、多いです。
そして、送迎バスでの事故があったことも退会を検討する方を増やすきっかけに…
「学校から学童保育までの送迎バスがあるので安心!」
「わが子には安心して学童にいってもらいたい」
と考えている親御さんにとっては送迎を依頼すること自体がとても不安になる事故だったかと思います。
キッズデュオを退会される方がいる一方で、どんな学童保育なのか知りたいという方もいらっしゃると思いますので、今回の記事を作成しました。
参考にしていただければと思います。
キッズデュオに通うのをやめた理由は?料金以外にも!
料金が高い!
まず、キッズデュオを辞めた理由として一番多いのは月謝の高さでしょう。
一般的な民間の学童保育であれば、週5日のコースで40000円前後が相場です。
しかし、キッズデュオは週5日のコース(往復送迎あり)の場合、69,984円の月謝です。
また、そのほか以下の費用がかかります。
・維持管理費(施設費): 12,960円(半年に1度の支払)
・おやつ代(週5日コースの場合): 3,000円
英語教室のような役割も担うわけなので月謝が高くなるのは仕方ないと思いますが、長期間月謝を支払うとなると、家計には痛い出費になりそうです。
ちなみに、夏休みなど長期休暇時の利用は月20日コースの場合、月謝だけで70,000円は超えます!
英語がなかなか上達しない
「英語漬けの環境で、自然に身につく英語力」と謳っているキッズデュオ。
どんどん英語を吸収していくお子さまもいるようですが、「うちの子は英語が上達しないな…」という事実はあるようです。
教室内では先生方は英語しか話しませんが、子ども同士で日本語ばかり話す、というケースも。
子どもの英語への関心度によって上達のスピードは変わりますね。
もちろん、「英語に慣れる」環境としてはいいはずですが、「うちの子には向いてないな、高い月謝を払ってまで続けるのはやめよう」という選択をされる家庭もあるわけです。
送迎バスの事故が心配で…
働く親御さんにとって学童保育を選択する上で、送迎サービスがあるかどうかも重要と考える方は多いと思います。
キッズデュオの送迎バスでの事故のニュースがあり、不安になったという理由からキッズデュオ退会を決めた方もいらっしゃるようです。
子供がキッズデュオを嫌がる理由
ほかの習い事がすき!
習い事はせず、キッズデュオで英語漬け!というお子様もいるかもしれませんが、最近の小学生は習い事に忙しい場合が多いですよね。
プールやダンス、サッカーなど…ほかの習い事を増やしたいからキッズデュオに通うのに乗り気になれないお子さまもいるようです。
英語漬けに疲れた
キッズデュオでは基本的に教室内で話すのは英語のみ。
日本人のお友達同士でも英語を使うルール。
それが苦痛になってしまうお子さまは「もうキッズデュオ行きたくない」となってしまうようです。
これがきっかけで英語が嫌いになってしまっては元も子もないですよね。
時間割がしっかり、アクティビティが多い
キッズデュオでは生活の中で英語を身につける工夫として運動や音楽、ゲームや演劇などのアクティビティができるようカリキュラムが組まれています。
お子さまが恥ずかしがりやの性格の場合は、英語での劇や英語で歌を歌うこと、プレゼンテーションをすることが億劫になり、後ろ向きな気持ちになることも。
親としてはカリキュラムがしっかり組まれているのは嬉しいことですが、こればかりはお子さまに合う、合わないがありそうです。
キッズデュオでのバス事故が危険!心配!
働く親御さんにとってお子さまを守るための送迎サービスはありがたいですよね。
キッズデュオでは送迎バスでの送迎サービスがあり、「往復送迎」「片道送迎」の選択もできます。
しかし、2019年に送迎バスが自転車に乗っていた小学生を轢いてしまうという悲しい事故がありました。
その送迎バスがキッズデュオのバスで、運転手は70代の男性だったということです。
子どもの安全のために送迎バスを選択されている親御さんにとってはとても不安なニュースですよね。
近年、高齢者の運転による事故が問題視されている中でのこの事故。
なぜ高齢者を運転手として雇っていたのか、といったクレームもあったと想像されます。
しかし、こうした学童の送迎バスの求人を調べると、時給は1,000円程、勤務時間は2、3時間と短いようです。
稼ぎ盛りの若者はこうした求人には応募しないですよね。
そのため、比較的高齢な方が運転手を務めるケースが多いのかもしれません。
しかし、子どもの安全のため、こうした事故への対策はしっかり行って欲しいところ。
親にとって子どもの命は何より大切ですから。
もし、キッズデュオで送迎を検討されている方がいらっしゃれば、送迎バスでの事故防止対策について、通われる教室にしっかり問い合わせをすることをおすすめします。
キッズデュオの退会方法は?
退会方法は退会届を提出するだけ、と簡単にできるそうです。
ただし、退会を希望する月の前月中には退会の意思を伝える必要があります。
習い事が忙しいなどの理由であれば、週2日コースなど通う回数を減らすこともできるので、あとはお子さまのやる気と相談してみましょう。
キッズデュオの口コミや評判
良い口コミ
・毎日いろいろなアクティビティがあって楽しそう!
・英語の環境に慣れることができている
・学童保育と習い事(英語)が両立できるのでありがたい
・1日の出来事をみんなの前で伝える時間があり、人前で堂々と話したり自分を表現することができるようになった!
・おやつタイムや送迎のサービスはありがたい
悪い口コミ
・なかなか英語が上達しない
・先生が短期間で辞めてしまったり、スタッフの入れ替わりが多いのが気になる
・通っている校舎はあまりよくない、校舎によって当たりはずれがある
・月謝が高い割に先生の能力は高くないように思う
キッズデュオの評判
学童保育プラスαで英語に触れさせたいという考えの家庭にとって、キッズデュオはやはり人気のようですね。
英語に興味のあるお子様さまや積極的な性格のお子さまであれば「英語しか使わない環境」で英語をグングン吸収できるはずです。
引っ込み思案な性格のお子さまでもキッズデュオでの生活のなかでの経験が自信に繋がって、堂々とできるようになった!という良いエピソードも。
しかし、キッズデュオは校舎によって先生やスタッフの質にバラつきがあるようです。
また、スタッフの入れ替わりが多いと親御さんにとっては心配ですよね。
入会を検討されている方は、体験レッスンで校舎の環境やどういったスタッフがいるのか等、チェックした方がよさそうです。
体験レッスンへ行くと日本人スタッフとの相談・質問タイムがあるようなので気になる点はしっかり解決しましょう!
キッズデュオの夏休み、サマースクールやウィンタースクールは?
キッズデュオでは夏休みや冬休みといった長期休暇時にサマースクールやウィンタースクールを開講しています。
内部生だけではなく、外部生の受け入れもあります。
(内部生がシーズナリースクールを利用する場合には内部生割引有)
シーズナリースクールでは、毎日いろいろなアクティビティが用意されていて、レギュラークラスよりも遊び要素が多いようです。
パフェ作り、スイカ割り、流しそうめん、パンケーキ作り、クリスマスカード作りなど…子どもが楽しめそうなアクティビティが盛りだくさんです!
外部生の場合は一時的な利用なので英語の上達は難しいと思われますが、休暇中の思い出作りとしても利用する価値はありそうです。
キッズデュオインターナショナル(KDI)とキッズデュオアドバンス(KDA)を紹介
キッズデュオは株式会社やる気スイッチグループが展開する学童保育です。
株式会社やる気スイッチグループはキッズデュオインターナショナル(KDA)とキッズデュオアドバンス(KDA)を首都圏中心に展開しています。
キッズデュオインターナショナル(KDI)
バイリンガル幼児園として開校したキッズデュオインターナショナル。
日本人の担任がつき、日本語教育を通して日本人としてのアイデンティティーについてしっかり学んでいきます。
日本語のクラスだけでなく、英語での授業のクラス(テーマ活動や数を学ぶクラス、音楽の授業等)もしっかり用意し、自然に英語を身につけていくことを目指しています。
給食でのランチがあり、お昼寝の時間も設けられています。
日本の幼稚園にはお昼寝の時間があるところは少ないのでお昼寝があるのは嬉しいですね。
また、小学校受験対策のサポートもあるため、小学校受験を見据えているご家庭にとっては助かりますね!
キッズデュオアドバンス(KDA)
英語上級者のための英語レッスンを提供するキッズデュオアドバンス。
帰国子女、英語幼稚園プリスクールの卒園者や英会話スクール経験が通算3年程ある方が対象です。
レッスンでは4つのクラスが設けてあり、入会前のテストでお子さまの英語力をチェックした上で最適なクラスを案内されます。
最低でも英検4級程度の英語力が必要で、それに満たない場合は入会を断られてしまう可能性があります。
世界で活躍できるグローバル人材の育成を目指しているので、スピーキングやリスニングといった部分だけではなく、アクティブシンキング(論理的に考え説得する力)やコミュニケーション能力の育成にも力を入れています。
幼児期に培った英語力をより向上させたい!という方はもちろん、英語だけではなく自分自身を高めることを目指す教室と言えそうです。
まとめ
「英語漬け」の環境を提供してくれるキッズデュオ。
日本ではなかなか「英語しか使わない環境」がないので、「英語漬け」に魅力を感じる親御さんはたくさんいらっしゃるでしょう。
また、忙しい働く親にとって学童保育+習い事という感覚で利用できる学童保育は貴重かと思います。
アクティビティも充実していますので、英語での活動が好き!楽しい!というお子さまがたくさんいますし、英語での会話が上達するお子さまもいらっしゃいます。
一方で、英語漬けの学童が苦痛と感じてしまうお子さまももちろんいます。
「英語に少しでも慣れ親しんでほしい」「英語を好きになってほしい」と思ってキッズデュオに通わせても、結果的に「英語がきらい」になってしまっては本末転倒です。
キッズデュオは我が子に合っているのか?をしっかり確認するためにも、体験レッスンへ行き、お子さま自身が楽しめるのか家族で話合った上で学童保育を決めたいですね。